入れ歯は寝る時は外す方が良いでしょうか？

こんにちは、衛生士の広瀬です。花粉症の皆様にとって辛い時期になって来ましたね。

私も花粉症なのですが春の訪れを嬉しく感じ、マスクなしでおもいっきり春の空気を体全身で感じてみたいですね。入れ歯を入れている患者様から夜寝る時に入れ歯は入れたまま寝ていいのか？外して寝た方がいいのか？と質問を受ける事がありましたので今回のブログでお話をさせていただきます。

＞＞蕨の歯医者によくある質問コーナー Q&A vol.19

「入れ歯は寝る時に入れたままの方が良い？」

【入れ歯を装着して就寝する場合】

◇メリット◇
本来の噛み合わせが保持された状態で就寝するので顎歯などが調和した状態が維持できます。ですので不安定な噛み合わせの方は入れ歯をしたまま寝るようにお話をしています。欠損歯（歯が抜けている部分）が少なければ、それほど噛み合わせも不安定にならないので特に装着を指示しない場合が多いです。

◇デメリット◇
寝ている間のお口の中は、ただでさえ細菌が繁殖しやすい状態になっています。入れ歯が入っていると、更に繁殖しやすくなることがデメリットになります。

【入れ歯を外して就寝する場合】

◇メリット◇
異物がお口の中にないのでストレスを感じないことです。患者様によっては入れ歯が入っていると寝られない方もいらっしゃるのでその時、外して寝るように指示します。やはりしっかり寝ることはどんな健康法よりも重要と考えます。

◇デメリット◇
噛み合わせが不安定になることです。色々なケースがありますので、不安な方は是非質問をして下さい。入れ歯を使用するには、常に清潔な状態に心がけることも大切です。入れ歯を入れて寝る方は、就寝前に入れ歯洗浄剤で除菌をしてから装着をして寝るようにしましょう。

口腔内は月日の経過とともに変化してきます。入れ歯は新しく製作してからも微細な調整、残っている歯を健康な状態に維持するケアがとても重要になってきます。歯科医院での検診、クリーニングも定期的に受けましょう。 蕨駅前　予防歯科を中心に小児、審美、入れ歯、インプラント、矯正歯科まで丁寧なカウンセリングを大切にする街の歯医者さん「蕨歯科クリニック」