歯医者の麻酔は、害がないものでしょうか
投稿日:2024年3月26日
カテゴリ:ブログ
こんにちは、蕨歯科クリニック院長の木村陽平です。
ついこの間、年が明けたと思ったらもう10月、、時間の早さに翻弄されている今日この頃です。
018年も悔いが残らないように最後まで精一杯頑張ります!
今回のブログでは患者さんからの質問をご紹介します。
>>蕨の歯医者によくある質問コーナー Q&A vol.8
Q)歯科の麻酔って毎回使っても体に害はないの?
Q)私はお酒が好きだから、麻酔の効きが悪いのでしょうか?
ご質問ありがとうございます。
上記の質問はよく頂戴する質問です。
まずは毎回、歯の治療に麻酔を使っても問題ないかということですが、歯科麻酔は1回の使用量は10ml~20ml程度です。
まず総量自体が非常に少ないので体全体に影響を与える可能性は非常に低いと言えます。
薬剤は、きちんと代謝され無毒化されます。体内に蓄積する可能性もありませんのでどうかご安心ください。
痛みを我慢して治療を受けるよりも麻酔をして無痛で快適に治療することをお勧めします。
お酒と麻酔の関係ですが、これは実は関係がありません!
お酒好きで肝臓が強いから、代謝が早く麻酔が効きづらいというのは一見するとありそうな話ですが、
歯科で行う麻酔方法は局所麻酔といって末端の神経を麻痺させているだけですので肝臓の影響は受けないと考えられます。
ただ「お酒が強いので麻酔は効かない」と信じている方は実際麻酔の効きが悪いこともあります。
これは麻酔の効きは心因的な要素が大きく影響しているからです。
麻酔の効きとお酒の酔い方は非常に似ています。
お酒も自宅などでリラックスしながら飲んでいると思いがけずに酔ってしまうことは経験があるかもしれません。
しかし緊張するようなお酒の席では、酔いがいつもより回らない経験をされたことはありませんか?
これと同じで、歯科治療の麻酔が効くコツは、できるだけリラックスをして「麻酔は必ず効く」と思い込むことです!
私たちもできる限り患者様にリラックスして頂けるような診療環境を提供できるように努力しています。
安心して治療を受けられて下さい。
麻酔が怖くて歯医者に足が遠のいてしまう・・・という方もいらっしゃると思います。
当院では、常に無痛治療を目指して自動麻酔注射器を使用しています。
ほとんど痛みを感じずに、麻酔することが可能な優れた医療機器です。
また、ご希望の方には、さらに表面麻酔を使用し、痛みを抑えることも可能です。
他に、蕨歯科クリニックでは伝達麻酔という、特殊なトレーニングなどを経験した歯科医師が行う、麻酔方法も選択することが
伝達麻酔は、神経の中枢に麻酔を注入するもので、より確実に麻痺を浸透させる方法です。
お気軽に相談ください。
蕨駅前 予防歯科を中心に小児、審美、入れ歯、インプラント、矯正歯科まで
丁寧なカウンセリングを大切にする街の歯医者さん「蕨歯科クリニック」
■ 他の記事を読む■