ドライマウスには、水分をとることは有効ですか?
投稿日:2024年3月27日
カテゴリ:ブログ
スタッフブログをご覧の皆さま、こんにちは!蕨歯科クリニック衛生士の星です。
今年も本格的に花粉の季節がやってきました💦毎年この時期は花粉症に悩まされますが、花粉に負けないよう、美味しいものをたくさん食べて乗り切りたいと思います!
今回のブログでは患者さまからの質問をご紹介していきます。
>>蕨歯科クリニックによくある質問コーナー Q&A vol.108
Q.ドライマウスを解消するするために、たくさん水分をとることは有効ですか?
A.はい。水分の補給は有効といえますが、根本的な解決にはなりません。 ドライマウスとはなんらかの原因によって唾液の分泌が減りお口の中が乾いてしまう状態です。ドライマウスによってお口の中が乾いてしまうことで口臭が強くなったり、むし歯や歯周病のリスクが高くなる、乾いた食べ物が食べにくくなる、舌の痛み、口の中が粘つく等さまざまな症状があらわれることがあります。
ドライマウスの方が水分をとることは有効ですが、その際に継続的に摂取する水分は水が一番です! 唾液の分泌が減ってしまう原因についてはさまざまですが、薬の副作用や全身疾患、加齢による唾液分泌量の低下、口呼吸、咀嚼不足、ストレスや緊張による交感神経の刺激による唾液分泌の低下などがあげられます。
唾液の分泌を促す方法として、今回は唾液腺マッサージをご紹介していきたいと思います!テレビを見ている時やすきま時間などで簡単にできるのでおすすめです。力を入れずに指で軽く圧迫するように優しくマッサージしましょう!
三大唾液腺と呼ばれる耳下腺、顎下腺、舌下腺を刺激する事で唾液の分泌を促します。
①耳下腺
耳たぶのやや前方、上の奥歯のあたりのほほに人差し指をあて、指全体で優しく押します。酸っぱい食べ物を想像すると、スゥーと唾液が出てくるところです。5-10回繰り返します。
②顎下腺
顎下腺は、あご骨の内側の柔らか部分です。指をあて、耳の下からあごの先まで、優しく押します。5-10回繰り返します。
③舌下腺
舌下腺は、あごの先のとがった部分の内側、舌の付け根にあります。下あごから舌を押し上げるように、両手の親指でグサーと押します。5-10回繰り返します。
お口の中のこと、気になる症状等ございましたらいつでもご相談ください! 蕨駅前 予防歯科を中心に小児、審美、入れ歯、インプラントの先進治療まで丁寧なカウンセリングを大切にする街の歯医者さん「蕨歯科クリニック」
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