ニュースで歯が生える薬が開発されたというのは本当で しょうか?
投稿日:2024年6月17日
カテゴリ:ブログ
スタッフブログをご覧のみなさん、こんにちは!
歯科医師の清水です。
6月だというのに、もう夏のような暑さですね!
アイスやかき氷など、冷たいものがおいしい季節の到来です!
>>蕨歯科クリニックによくある質問コーナー Q&A vol.137
最近ニュースで歯が生える薬が開発されたとニュースになっているが、どうなの?
というご質問をいただきました。
1ヶ月ほど前、ニュースをご覧になった方もいらっしゃるかと思います。
↓↓↓
『京都 NEWS WEB 2024年5月3日 歯が生える薬「先天性無歯症」対象に治験開始へ
大阪の病院などからなる研究グループが、新たに歯が生える薬を開発するために、
医師が主導して実際に人に投与する治験を開始すると発表し、
生まれつき歯の本数が少ない「先天性無歯症」の治療につなげたいとしています』
という内容でした。
歯科に関する再生医療については、歯髄バンクや歯周組織の再生など、
注目されている分野ですが、今回は歯を再生させる研究の治験が開始される、
とのことで注目された方も多いのではないでしょうか。
歯の再生医療には大きく以下の2種類があります。
①薬を投与して歯を作る方法
②歯の種のようなものを歯肉に植える方法
どの場所に生えてくるかわからなかったり、奥歯に前歯が生えてしまうなど、
どの形の歯が生えてくるかわからなかったり、課題はまだあるようです…
たとえ、歯ができても、負担をかけられる=噛むことができなければ、
役割を果たすことができません。
実際の臨床で応用できるのはまだ先になりそうですが、
今後、明るいニュースが出てくることを期待しています。
今はご自身の歯を失わないように、ケアをしていきましょう!
私たちも精一杯サポートしていきます!
蕨駅前 予防歯科を中心に小児、審美、入れ歯、インプラントの先進治療まで
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