フロスの代わりにウォーターピックを使ってもいいですか?
投稿日:2024年3月27日
カテゴリ:ブログ
スタッフブログをご覧の皆さま、こんにちは!蕨歯科クリニック、衛生士の高野です!6月の梅雨に突入し、気温も湿度も高くじめじめとして、気分も晴れない季節になりましたね☔️そんな時こそ、お口の中はスッキリとさせて気分良くしたいものです!
今回のブログでは患者さまからの質問をご紹介していきたいと思います!
>>蕨歯科クリニックによくある質問コーナー Q&A vol.116
Q.フロスの代わりにウォーターピックを使ってもいいですか?
A.プラークは機械的な刺激でしか除去出来ないため、ウォーターピック程度の水流では取れず、食べ物のカスくらいしか取れないと思われます。そのため、フロスのような機械的に取るツールの代わりにはなり得ないと考えます。ウォーターピックとは、強力な水流と水圧で歯についた汚れを洗い流す家庭用口腔洗浄器のことです。最近は低価格でも手に入ることから少しずつ身近な歯科清掃用具として広まっています。
〈メリット〉
①フロスや歯間ブラシなど細かい動きをやるのが苦手な人でも容易に使える
②矯正のブラケットに挟まった食べ物のカスが取れる
〈デメリット〉
①水圧が強いほど汚れは取れるが歯ぐきが痛くなる可能性が高くなる
②水が飛び散り掃除が大変
③清潔を保つためのメインテナンスの手間がかかる
④器械自体が大きいので保管場所が必要
ウォーターピックはプラークも除去できると記載されているものも多いですが、実際は取り残しが多いため、フロスや歯間ブラシを活用した方がコンタクトプラーク(歯と歯の間の歯垢)を取り除くことが出来ます。
フロスの正しい使い方を身につけてお口の中を清潔に保ちましょう!フロスも扱い方が雑だとウォーターピックの水圧が強い時と同様、歯ぐきを傷つけてしまいます。上手に使うワンポイントは、糸の方向にゆっくりとスライドしながら入れることです。また歯ぐきのところまで入ったら歯の側面に糸を押し当てて動かすことでプラークを効率よく取り除くことが出来ます。 それぞれの特性を理解した上で選択し、歯ブラシ+α補助用具を上手く活用して、お口の中の環境を整えていきましょう(^^)蕨歯科クリニックでは、様々なケアグッズを揃え、その方にあったものを処方させて頂いています。お気軽にご相談ください。
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