歯ぐきが下がって、このまま歯が抜けてしまいますか?
投稿日:2024年3月26日
カテゴリ:ブログ
こんにちは!蕨歯科クリニック、歯科医師の小杉です。日に日に秋が深まり、紅葉がきれいな季節になりましたね。これから徐々に気温も下がっていきますので、風邪など引かないよう、努めていきましょう!
今回は患者さまから頂いた質問を紹介させて頂きます。
>>蕨の歯医者によくある質問コーナー Q&A vol.80
Q.最近、歯ぐきが下がっているのが気になります。このままだと、歯が抜けてしまいますか?
A.ご心配かと思いますが、抜けることはないでしょう。歯ぐきが下がることを歯肉退縮といい、歯の周りの組織がすり減り、歯根が露出した状態ことをいいます。歯肉退縮が起こると、歯が長く見えたり、歯根が露出するため知覚過敏が生じたり、歯がぐらぐらするなどの症状を感じるかもしれません。歯肉退縮の原因は以下のことが考えられます。 ・歯周病
歯周病は、歯ぐきと歯を支えている骨が細菌感染により破壊させる病気です。歯ぐきと骨は、密接な関係があり、骨が下がれば歯ぐきも下がります。炎症があると歯ぐきは腫れますので一見わかりにくいですが、歯周病治療により腫れがひいて歯ぐぎが引き締まってくると、歯肉退縮がおこります。
・過度のブラッシング
間違ったブラッシングにより、機械的に歯肉を傷つけると歯肉退縮がおこります。
・歯ぎしり、食いしばり
歯に過度な力が加わることにより、歯肉退縮を引き起こします。歯肉退縮の原因を見極め、それに沿った対策が必要になります。
蕨歯科クリニックでは、必要に応じて、一般的な歯科医院では行わない、顕微鏡細菌検査、レントゲンだけではなくCT検査なども行える体制を整えています。ご心配なことがありましたら、お気軽に相談下さい。 蕨駅前 予防歯科を中心に小児、審美、入れ歯、インプラントの先進治療まで丁寧なカウンセリングを大切にする街の歯医者さん「蕨歯科クリニック」
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