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インプラントを入れていると、アルツハイマーになりやすいですか?

投稿日:2024年12月30日

カテゴリ:スタッフブログ

 

蕨歯科クリニックのホームページをご覧の皆様、こんにちは!

歯科衛生士の三崎です☺

2024年も終わりますね、元旦は初日の出を見に早起きをする予定です!

日の出のパワーを貰って2025年も明るく過ごしたいと思っています☺

 

 

今回の私のブログは患者さんからの質問にお答えしたいと思います。

蕨歯科クリニックによくある質問コーナーQ&A vol.150

 

Q.インプラントを入れていると、アルツハイマーになりやすいですか?

A.義歯などを使用すると、社会性の低下、噛む力の低下などから

認知症の発症リスクが大きくなると言われています。

それに対してインプラントは天然の歯と同等の噛む力を維持できるため、

しっかり噛める状態を維持して「認知症の予防」に繋がります。

 

なぜ噛む力が認知症に関係あるのか、、、、

認知症に大きく関係する要因として、噛む力が注目されていることをご存じでしょうか?

認知症は脳の認知機能の低下により起こります。

噛む力は、食事をして栄養を摂取するだけでなく、

脳の認知機能の活性化や、脳の血流促進にも影響を与える重要な要素になるのです!

神奈川歯科大学が行った研究では、歯がほとんどなく、入れ歯やインプラントなどの

人工歯を使用していない人は、天然歯が20本以上残っている人と比べ、認知症発症リ

スクが約1.9倍も高いことが報告されています。

※神奈川歯科大学大学院 山本龍生教授「歯科から考える、認知症予防への貢献」(2017年)

 

 

多くの歯が欠損していたり、歯周病やむし歯で歯がボロボロであったり、

年齢を重ね噛む力が弱くなったり、噛めない義歯を無理して使っていたりしていると、

噛む力は低下してしまい、脳への刺激も少なくなってしまいます。

結果として認知症のリスクが高くなる可能性があるのです。

 

定期検診・早期受診によりむし歯や歯周病の予防、歯を失わないように努め、

歯を失った場合も適切な治療により噛む力を回復することで

将来的な認知症の防止に繋がります。

 

よく噛んで食べること、そしてよく噛んで食べられる歯の状態を保つこととてもが重要です!

 

昔と比べてよく噛めなくなった、お口のお悩みなどがありましたら何でもお気軽にご相談下さい☺

 

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