お酢を毎日飲むとエナメル質に影響はありますか?
投稿日:2024年3月26日
カテゴリ:ブログ
こんにちは。蕨歯科クリニック事務の細川です。急に寒くなりましたね。みなさん、体調管理はいかがでしょうか。私は、急いで衣替えをして急いであたたかい布団を出しました。あたたかくして、元気に秋~冬を乗り切りましょうね。
今回は患者様からいただいた質問を紹介させて頂きます。
>>蕨の歯医者によくある質問コーナー Q&A vol.79
Q お酢を毎日飲むとエナメル質に影響はありますか?
A はい、状況によってはあるでしょう。酸蝕歯という言葉を聞いたことがありますか? これは、酸に歯が侵されている状態です。酸に歯が侵されているというのは、例えば、仕事の環境が強度の酸の薬などを使用している場合やお菓子作りの工場で働いている場合、過食症などで嘔吐を繰り返してしまう場合(口腔内に胃酸が付着している)など
かなり特殊な環境で起こる事が多いです。ただ、お酢については、これも酸蝕歯になる可能性が実はあります。毎日お酢をとる場合は、出来れば一日一回とし、飲む時も水などで薄めましょう。そして飲み終わったらしっかりうがいをするなど、酸の成分を洗い流してください。間違っても、強い酸を一日に何回も飲み続けるのはやめましょう。
日常生活において酸が歯に触れる「機会」としては、意外にも、健康によいと言われる果物やフルーツジュース、スパークリングウォーター、またワインや炭酸飲料に加え、ドレッシングなどもあてはまります。 健康的な食生活を変えるのではなく、大切なエナメル質をきちんとケアしていきましょう。エナメル質がダメージを受けると、「しみる」という症状が出たり、歯が黄ばんできたりする事があります。 酸蝕から歯を守るためにも、フッ素配合の歯磨き剤を使用し毎食後歯磨きをしましょう。また、定期的に歯科を受診し、歯科医師や歯科衛生士にチェックしてもらうとよいのではないでしょうか。 美味しく食べて、美味しく飲んで健康に過ごしたいですね。気になる事がありましたら、定期検診の時などにでもお気軽にご相談ください。
蕨駅前 予防歯科を中心に小児、審美、入れ歯、インプラントの先進治療まで丁寧なカウンセリングを大切にする街の歯医者さん「蕨歯科クリニック」
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