歯ブラシの保管方法について
投稿日:2024年3月26日
カテゴリ:ブログ
こんにちは。蕨歯科クリニック歯科衛生士の君島です。夏に向けて、湿度がだいぶ高くなってきましたね。熱中症にはくれぐれも注意しましょう。湿度が高くなってきて気になるのは雑菌の繁殖です。 今日は歯ブラシの保管方法についてお話したいと思います。
虫歯や歯周病、また口臭予防のために一生懸命歯ブラシをがんばっていらっしゃると思います!蕨歯科クリニックにも大人や子供、1人1人にあった歯ブラシや歯磨き粉をおすすめできる準備をしております。
その歯をきれいにお掃除して歯や歯茎の健康を守るはずの歯ブラシが、保管方法によっては雑菌だらけになることがあるんだそうです!
お口の中には何百種類もの細菌が住んでいます。歯磨きのあと、歯ブラシを丁寧に洗ったとしてもその細菌を全部なくすのは無理です。大切なことは、歯ブラシについた細菌が増殖しないようにすることです。
どんな歯ブラシの保管方法が雑菌を増やしてしまうのでしょうか?
1、歯ブラシにキャップをしている
キャップをしていると、どうしても湿気がキャップの中にたまってしまいます。湿気の少ない風通しの良い場所に保管しましょう。どうしても持ち運びなどでキャップをしなきゃいけない時は、歯ブラシを清潔なティッシュなどで拭いて乾かしてからキャップをしましょう。
2、溜まった水で歯ブラシを洗う
コップの中に入った水で歯ブラシをサッと洗うのは、雑菌を流すのに十分ではありません。強めの流水でしっかりと歯ブラシを洗いましょう。
3、自分以外の歯ブラシを一緒に保管している
これは、家族と同じコップの中に立てていたり、同じ歯ブラシスタンドを共有している場合に注意が必要です。歯ブラシ同士が触れて雑菌をうつしあってしまうそうです。同じ空間でも歯ブラシ同士がくっつかないように注意しましょう。
4、何ヶ月も歯ブラシを変えていない
歯ブラシを使っている期間が長いほど雑菌は多くついています。「歯ブラシは毛先が広がったら交換」とよく言われますが、人によって差があると思います。衛生的には一ヶ月に一回を目安に交換するのが良いようです。
では正しい歯ブラシの保管方法はどうすればよいのでしょうか。まずは流水下でしっかり洗う事です。強めの流水で、しっかりブラシ部分を指で動かしながらとにかくよく洗いましょう。
その後歯ブラシの水気をよく切りましょう。キャップなどはせずに、湿気の少ない風通しの良い場所に保管できると理想的です。早く乾燥させるために清潔なティッシュなどで拭いておくのもおすすめです。また他人の歯ブラシとくっつかないように離して保管しましょう。ジメジメしやすいこの季節。清潔に歯ブラシを保つのも大切な事ですね!
蕨駅前 予防歯科を中心に小児、審美、入れ歯、インプラントの先進治療まで丁寧なカウンセリングを大切にする街の歯医者さん「蕨歯科クリニック」
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