液体歯磨きとペースト歯磨き粉、どちらがいいですか？

こんにちは😃衛生士の木村です。つい最近まで紫陽花が綺麗に咲いていたかと思ったら、近所で朝顔や向日葵が咲いているのを見て夏がきたなぁと感じます。みなさん暑いので水分補給をしっかりして乗り切って行きましょう！

今回の私のブログは患者様から頂いた質問にお答えしたいと思います。

蕨の歯医者によくある質問コーナーQ&A vol.94

Q）液体歯磨きとペースト歯磨き粉、どちらがいいですか？

A）液体歯磨きについて、その製品は洗口剤なのか液体歯磨きなのか、何に効かせるのか、などのテーマがあります。一概にどちらが良いとはお伝えしにくいので、一般的なことを回答します。まず、液体歯磨きと洗口剤は違います。

液体歯磨きは歯磨き前、洗口剤は歯磨き後、その他にフッ化物洗口と言うものもありますがこちらも歯磨き後です。成分についてですが液体歯磨きにはフッ素が含まれていない商品が多いです。 その代わりに殺菌成分が入っているようです。もちろん有効な薬効成分などはあり、液体歯磨きの方が口の中に隅々まで薬効成分が到達するのもメリットだと思いますが、蕨歯科としての見解としては歯ブラシで落とすターゲットはバイオフィルムと言うものです。

これは「機械的な除去」でないと除去できないということ、歯科の分野で毎日のケアで歯に有効とされているのはフッ素ということからすると、理想はしっかりフッ素濃度が高い歯磨剤を使用し、

その後フッ素洗口もしくは歯石沈着が検証されているリステリンなどを使用するのが理想です。 蕨歯科ではお口の中の歯石取りをする際に赤い染め出し剤を使って、どこに磨き残しがあるかを確認しています。

染め出されて色がついたところがバイオフィルムと言って細菌の塊なので、この汚れをしっかりと落としていくことが大事になります。その際に患者さん一人一人に合った歯ブラシや補助用具のお話も一緒にしています。 蕨歯科ではスタッフが実際に使用して患者様におすすめしたいと思った歯ブラシや歯磨剤、補助用具をそろえておりますので、何か気になるグッズや聞きたいこと等ございましたら、お気軽にお声かけかけ下さい。

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