赤ちゃんの歯磨きについて

こんにちは　衛生士の木村です。早いものでもう4月、桜も満開になり、学生さんや新社会人の皆様は新しいスタートの始まりですね。張り切っていきましょう！さて今回の私のブログは赤ちゃんの歯磨きについてお話ししようと思います。

生後6ヶ月から8ヶ月頃にかけて下前歯に乳歯が生えてきます。その後、上の前歯が萌出し、生後12ヶ月頃になると上下の前歯が4本ずつそろいます。一歳半くらいになると奥歯が生えてきて、2歳半から3歳頃に乳歯列が完成します。
※赤ちゃんによって萌出する順番や時期には個人差があります。

赤ちゃんの歯磨きは乳歯が生えてきたら始めるようにしましょう。赤ちゃんのお口の中はとってもデリケートですので、初めはガーゼを使っていきます。綿100%のガーゼをぬるま湯でしめらせ、人差し指に巻きつけて歯の表と裏を優しく拭きます。1日数回授乳後や就寝前に行います。赤ちゃんは大人と比べて唾液の量が多く自浄作用も高いので始めはガーゼで歯を拭いてあげるだけで十分です。 スキンシップをしながら、まずはお口のまわりやお口の中を触られることに慣らしていきましょう。離乳食の開始や奥歯が一本生えてきたら歯ブラシを使って磨いていきます。

まずは赤ちゃんの機嫌がいい時に始めるようにしましょう。無理にやると歯ブラシが嫌いになってしまうので嫌がってしまったら無理矢理やる必要はありません。焦らずに慣らしていきましょう。奥歯が生えてくると前歯と違い奥歯の噛む面には溝がありそこに汚れがたまりやすいのでそこも磨いていきます。乳歯列が完成する2歳半から3歳頃、歯ブラシに興味を持ちはじめるようになったら、本人に歯ブラシを持たせてみましょう。

お母さんと一緒にスキンシップをしながら一緒に磨きましょう。お子さんが歯ブラシを口に入れたまま走り回ったりしないよう、気をつけてくださいね。そのあとしっかりと保護者の方が磨いてあげましょう。乳歯はやわらかく未熟でむし歯になってしまうと進行が早いのでしっかりとチェックをすることが大事になります。

蕨歯科クリニックではお子様の歯のチェック、フッ素塗布や歯ブラシの仕方、年齢に合った歯ブラシグッズのご紹介もしています。もし気になることがありましたらお気軽にご相談くださいね。

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