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まずは保険治療にして、後々自費治療で被せ物をすることはできますか?

投稿日:2024年5月20日

カテゴリ:ブログ

スタッフブログをご覧の皆さんこんにちは!

歯科アシスタントの宗村です。

最近は気温が高く、半袖で過ごせる日も増えてきました。

コンビニエンスストアでは冷やし中華を売り出していたり、

季節の変わり目を感じますね。

しかし、まだ肌寒い日もあるので、

寒暖差に気をつけて体調崩さないようにしていきましょう!

 

さて、今回のブログは患者様から頂いた質問をご紹介していきます。

 

蕨歯科クリニックによくある質問コーナー QAvol.135

 

Q、一度保険適用の材質で治療をして、

  後々余裕ができた頃に自費の治療を再開することは可能ですか?

 

A、技術的に可能ですが、あまりお勧めはできません。

 

なぜならば、歯は治療を重ねるたびにダメージを受けて、

歯の寿命が縮まってしまうからです。

1本の歯に対し平均5回治療を行えば抜歯に至ると言われています。

当たり前ですが、歯の大きさは決まっていますので、

削るたびにどんどん小さくなってしまい、最後には削るところが無くなり、

抜かざるを得なくなるというのが実態です。

できるだけ治療回数を少なくすることが、歯を長持ちさせるために大切なことなのです。

 

 

保険適用の材質は様々な制約条件があり、

最新の優れた材質を使用することができない場合もあり、再治療のリスクも高くなります。

当院では再治療のリスクが少なく、耐久性が高く、

安全安心のメタルフリー治療(金属アレルギーなどを考慮して体にできるだけ金属を入れない治療)を目指してジルコニア(人工ダイヤモンド)の治療をおすすめすることが多いです。

もちろん、お口の中の状態やご希望によって変わってきます。

 

また、詰め物、被せ物が必要になる場合は、

事前に少しお時間をとらせていただいてどのような治療方法があるのか、

材質や工程の違いなど、メリットデメリットについての相談を行っています。

 

できるだけ平易な言葉で、且つ言葉だけでなく、図や写真などを活用しながら、

将来のことまで考慮した治療についてご説明しています。

ご不明点やご質問などありましたらお気軽にお声がけください。

 

 

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