エアフローについて
投稿日:2024年3月27日
カテゴリ:ブログ
衛生士の広瀬です。暖かな春が待ち遠しいですね。これからが寒さの本番!体調には気をつけてください。
今回は患者さんが聞くに聞きづらい疑問をブログに書かせていただきます。定期検診で通院している患者さんは毎回衛生士が行う歯や顔に風・水が強く当たるあれはなんなのかしら?と疑問に思っている方は少なくないと思います。
そこで今回は「エアフロー」について説明させて頂きます。エアフローとは歯面清掃を行う機械の一種です。非常に細かなパウダー粒子をジェット噴射で歯に吹き付けることにより、歯にこびりついた汚れを効果的に落とすことが出来ます。
超微粒子パウダーを使用しますので、歯と歯の間や歯周ポケット内部といった細かな部分にも隅々までパウダーが入り込み、通常のクリーニングでは器具が届くのが歯周ポケットの内部3mm以内ぐらいですが、エアフローであれば超微粒子パウダーが4mm以上の深いポケットにも届くため、より確実に歯周病予防の重要な役割を果たすと言えるものです。
高圧洗浄機のように、細かい部分まで効率よく汚れを落とすことができるので施術時間も短時間で済みます。
また超微粒子パウダーにより、歯の表面がツルツルになるので歯垢や歯石、着色の再付着が起こりにくくなると言われています。デメリットとしては、エアフローは知覚過敏や痛みが出ない工夫がされていますが、パウダーを吹き付ける圧により、一部の方が知覚過敏のような刺激を感じることも稀にあります。
超微粒子パウダーにより人工物を傷つけずに優しく清掃出来るのも特長なので、詰め物・被せ物・インプラントの方にもお勧めです!蕨歯科クリニックでは歯と歯茎の健康のために積極的に定期検診時にエアフローを使用しています。 蕨駅前 予防歯科を中心に小児、審美、入れ歯、インプラントの先進治療まで丁寧なカウンセリングを大切にする街の歯医者さん「蕨歯科クリニック」
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