むし歯になりにくいおやつとは?
投稿日:2024年3月26日
カテゴリ:ブログ
1月も後半になり寒さも増してきましたね。また雨もあまり降らず、空気が乾燥していますので、インフルエンザも流行しているとニュースで取り上げられるようになりました。手洗いうがいの対策をしっかりとって、予防に努めたいと思います。
さて、今回は「おやつ」についてお話ししていきます。蕨歯科クリニックでは、お子さんを診るとき口腔内だけではなく、その食生活にも注目しています。また、多くの保護者の方が気にされることのひとつが、むし歯になってないか、また予防はどうしたら良いか?にあります。
むし歯のリスクを避けるために食べるものに注目することは、永久歯より小さくエナメル質が薄く弱い乳歯には重要なことです。まず、むし歯になりやすいものとは、糖分の高いものというイメージはあると思います。
その中でも、とりわけショ糖といういわゆる砂糖に多く含まれています。食事でも砂糖を摂取していますが味付けに使う程度であれば、さほど影響しません。ところが、チョコレートやクッキー、キャラメルなどに含まれる砂糖の量は多く、また粘度が高いため口の中に残りやすいのです。また、こういったものはあまり噛まずに食べられるものなので、通常より唾液なども出にくいため、これも口の中に残りやすい要因のひとつになります。
では、おやつに何を食べればいいのか?オススメは自然の甘みのあるもの、例えばイチゴやりんご、バナナなどの果物やトウモロコシやサツマイモの野菜、ヨーグルトやチーズなどです。加工されてないもの、イチゴでもイチゴジャムであったり、ヨーグルトドリンクも砂糖が多く含まれてつくられているものは、避けた方がいいものになります。
もし、いまチョコレートを食べていて今日から一切なし!は難しい……というのであれば、少しづつ食べる機会を減らしてみてください。また、チョコレートの種類をキシリトールなどむし歯になりにくい砂糖を使ったものに切り替えるのもいいかもしれません。ただし、キシリトール入りと書いてあってもショ糖の含まれるものもありますので、注意が必要です。
当院では、キシリトール100%のチョコレートを販売していますので、是非試してみてくださいね。
蕨駅前 予防歯科を中心に小児、審美、入れ歯、インプラント、矯正歯科まで丁寧なカウンセリングを大切にする街の歯医者さん「蕨歯科クリニック」
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