お口の中の健康は身体の健康に直結しています

スタッフブログをご覧の皆さま こんにちは 蕨歯科クリニック アシスタントの小林です。

10月とは思えない気温の高いの日もありましたが、少し前からようやく落ち着いたでしょうか。毎年、行楽の秋を楽しみにしていますが、まだもう少し我慢をして今年は…今年も？食欲の秋を満喫したいなと思います(^^)

さて、皆さまは最後に歯科医院へ行ったのはいつでしょうか。すでに定期的な検診が習慣となっている方、痛みや気になるところがないとなかなか歯科医院へは足が向かない方もいらっしゃるかと思いますが、美味しく物を食べたり、健康で長生きするために定期的な歯科医院への通院をおすすめしています。お口の健康はさまざまな病気や症状に関連していますので、そのいくつかをご紹介させていただき、定期検診の重要性をお話しできればと思います。

・糖尿病
歯周病が糖尿病と関係すると聞いたことはないでしょうか。この２つは炎症を起こすという点が共通しています。歯周病はお口の中が炎症を起こしている状態です。歯周病による腫れや歯茎からの出血、痛みなどの炎症が血糖のコントロールを邪魔してしまいます。

・認知症
これまでは“噛むという動作ができなくなると脳に刺激がいかないため、認知症になりやすい”と言われてきましたが、近年は歯周病菌の中でも病原性の高い菌が炎症を起こした歯茎から血流にのって脳へ到達し、アルツハイマー型認知症を悪化させる可能性があるということがわかってきているそうです。

・誤嚥性肺炎
そもそも誤嚥は食べ物や唾液、胃液が気管に入ってしまうことです。この食べ物や唾液に含まれる細菌が気管から肺に入りこんで起こるのが誤嚥性肺炎です。日頃からお口の中を清潔にしておくことが予防の第一歩です。

このようにお口の中の健康は身体の健康に直結してきます。毎日歯磨きはしていても“やっている”と“できている”は違うんですよ、と院長が話しているのを聞いたことがあります。自己流や間違えた方法が習慣化してしまうと、磨けていないことはもちろんですが歯茎を傷つけて、ご自身の歯ブラシ圧で歯茎を下げてしまうといった原因にもなります。

正しい歯磨きの方法やフロスの使い方等を知っていただき、ご自身の毎日のケアに生かしていただくことが大切です。自分の力だけでお口の中の健康状態を維持するのは難しいことですので、歯科医院での定期的なケアを是非ご活用していただければと思います。

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