プラスチックの白い詰め物はどのくらいもちますか?
投稿日:2024年3月26日
カテゴリ:ブログ
こんにちは!蕨歯科クリニック、アシスタントの飯塚です。3月に入り、そろそろ花粉の影響が出やすい季節になってきましたね。通って頂いている患者様も、マスクをされている方、またくしゃみをされている方も増えて来ました。私自身、花粉症のため、くしゃみ、喉の痛み、目の痒みが出てしまい、とても苦労しています。早く花粉が落ち着いてくれることを願っています。
今回のブログでは、患者様からの質問をご紹介していきたいと思います!
>>蕨の歯医者によくある質問コーナー Q&A vol.43
Q)プラスチックの白い詰め物はどのくらいもちますか、やはり劣化しますか?
A)一概に回答するのが難しいのですが、何をもって劣化とするかで、お答えが変わってきてしまうかもしれません。これはCR(コンポジットレジン)という詰め物のことですね。まずは、劣化の一つとしてあげられるのが着色、変色です。コーヒー、ワイン、紅茶、お茶などの着色がつきやすい飲料をよく飲まれる方は、通常よりも早く色がつき、プラスチックの詰め物(コンポジットレジン)のため、着色が着きやすく、気になってしまうかもしれません。
当然毎日の歯磨き、お手入れの仕方でも違いはあるでしょう。次に、プラスチックの詰め物が欠けたり、取れてしまったりということです。 やはり、素材がプラスチックで出来ているため、銀やセラミックの被せ物などに比べると、そこまでの耐久性はありません。素材が適度に柔らかいため、日常生活で歯を動かしたり、噛み合せることによって、少しずつ削れてしまう場合があります。また、噛み合せ時に大きな力が加わること、例に挙げると、歯ぎしりや、食いしばりをすることによっても、欠けてしまうことがあります。
プラスチックの詰め物の寿命は、一般的には2年くらいと言われていますが、この数字は目安になっており、人それぞれのお口の中で、変わってきてしまうため、あまり意味のない数字かもしれません。今まで、プラスチックの劣化について挙げてきましたが、患者さんが、それぞれ何が気になるかによって、プラスチックはいつでも交換して大丈夫だと思います!
プラスチックの悪い点を今まで挙げてしまいましたが、良い点としては、再度、充填(詰めて固める)し直すなど、比較的容易に交換が出来るということです。患者さんが劣化してきたなと感じ、交換したいと感じた時が、一番良いタイミングかなと思います!
一度お越し頂いて、お口の中を拝見させて頂くか、定期検診等お越し頂いている時にでも、お気軽にご相談していただけたらと思います!歯の詰め物、被せ物は技術進歩もあり、良い材料や治療法も出てきていますので、気になったら質問してくださいね。 蕨駅前 予防歯科を中心に小児、審美、入れ歯、インプラントの先進治療まで丁寧なカウンセリングを大切にする街の歯医者さん「蕨歯科クリニック」
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