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プラーク(歯垢)って?

投稿日:2024年3月26日

カテゴリ:ブログ

こんにちは!!蕨歯科クリニック歯科衛生士の君島です。町ではハナミズキがとっても綺麗にさいています。白やピンクの花がとっても可憐でかわいいですね!

さて、今回は良く耳にするプラークについてのお話です。 CMなどでもプラークコントロールや歯垢などの言葉を 日常的に使うようになってきましたが、 プラークって実際なんなの?? 食べかすなの?? そんなプラークのお話をしたいと思います。   プラークとは、 歯の表面に付着している細菌のかたまりです。 歯垢とも言います。 白色や白黄色なので、目では確認しにくいのですが、 舌でさわるとザラザラとした感触があります。 また小学生の頃、歯磨きチェックとして 赤く染め出した記憶のある方も多いと思いますが、 あの赤く染まるものです!!

プラークはネバネバと粘着性が強いため、歯の表面にしっかりと付着し、強くうがいしても取れません。プラーク中には細菌が約600種類も存在しており、プラーク1mg当たりに細菌が約10億個程度存在していると言われています。プラークは口の中の清掃が十分になされていない歯の表面に形成されます。歯以外にも清掃が不十分な入れ歯(義歯)や舌の表面などにも同様に付着します。

どのように形成されるかと言うと、まず、歯の表面に唾液の中の糖タンパク成分が膜のように付着します(ペリクル)。ペリクルに細菌が付着し、定着・増殖することでプラークが形成され、どんどん成長していきます。

プラークはむし歯や歯周病など口の中の様々なトラブルの原因になるため、毎日セルフケアを実行し歯科医院で定期的なクリーニングを受けて、しっかり除去することが大切です。

1.セルフケア
・丁寧な歯みがきを心がけましょう。
・歯と歯の間もケアしましょう。 歯間ブラシやデンタルフロスを使用すると効果的です。

2.プロケア
「歯石」や「歯周ポケットの中」などのセルフケアでは除去できない汚れは、 歯科医院で歯科衛生士によるクリーニングを受け、除去しましょう。我が蕨歯科クリニックでは予防歯科にも力を入れております。

定期検診の内容は。。。
・歯茎の状態
・歯周ポケット、出血(炎症度合い)、動揺
・歯の状態 ・ムシ歯、被せ物の状態
・お口の状態
・噛み合わせ、口腔内の乾燥状態、くいしばり、歯ぎしり検査
・口腔内の清掃状態
・写真撮影(数年に一度)、レントゲン撮影(数年に一度)

この内容を検査し、患者さん1人1人に合った歯ブラシの方法をお伝えし、 歯石や歯垢をしっかり落としていきます。また、位相差顕微鏡を用いて、ご自身の目でプラーク内の細菌の様子を みる事ができます。 無料でみる事ができますので、ぜひご興味のある方はお声がけ下さい。 虫歯も歯周病も歯垢内の細菌感染によるものです。 ぜひ、正しいブラッシングとプロによるクリーニングで ご一緒にお口の環境を整えて行きましょう(^O^)

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