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寝ている時に歯周病やむし歯が進行する?

投稿日:2024年3月26日

カテゴリ:ブログ

こんにちは!蕨歯科クリニック歯科衛生士の田村です。今回のブログは皆さんから頂いた質問にお答えしていきます!!

蕨の歯医者によくある質問コーナー Q&A vol.34になります。

今回、実際に診療所であった患者さんからの質問は

Q) なぜ、寝ている時に歯周病やむし歯が進行しやすくなるでしょうか?というものでした。

A) これは唾液と深い関係があります。寝ている間は日中に比べ、唾液の分泌量が減少することが 研究で知られています。唾液のはたらきは次のようなものがあります。

唾液によるはたらき(①自浄作用②中和作用③抗菌作用④再石灰化)が低下することにより、細菌が増えやすく、歯周病もむし歯も進行しやすくなると言われています。

唾液のはたらきとは

①自浄作用‥お口の中の細菌や食べかすを洗い流してくれるはたらき

②中和作用‥お口の中を中性に保ち、酸性下で活動する細菌の働きを弱めるはたらき

③抗菌作用‥抗菌作用をもつ成分が口の中の細菌の増殖を抑えるはたらき

④再石灰化‥溶けかかった歯の表面を修復しむし歯を防ぐはたらきになります。ここで重要なポイントとなるのが、唾液が少なくなるから歯周病、むし歯が進行するわけではなく、大前提として「汚れ(細菌)が残っている」ということがポイントとなります!!

ですので、汚れをしっかり落としてさえいれば、それほど極端に歯周病やむし歯が進行するわけではありません。1日の中で、夜寝る前の歯磨きはとっても大事になります(*^^*)分かってはいても仕事が忙しかったり、疲れや眠気が勝ってしまい、面倒になったりと、ついついパパッと済ませてしまいがちな夜の歯磨きですが、1日の汚れを落とすつもりでしっかり磨いてあげましょうね〜! 蕨駅前 予防歯科を中心に小児、審美、入れ歯、インプラントの先進治療まで丁寧なカウンセリングを大切にする街の歯医者さん「蕨歯科クリニック」

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