口内炎について
投稿日:2024年3月26日
カテゴリ:ブログ
こんにちは😊衛生士の木村です。最近朝晩の冷え込みが強くなり、冬が苦手な私にはつらい季節がやってきました🍂今年も早いもので残りあと2ヶ月ですね!今月も頑張って乗り切っていきましょう!
さて、今回の私のブログは口内炎についてお話しようと思います。口内炎ができると、食事のたびにしみたり、せっかくの美味しいご飯も口内炎が痛くて、美味しさも半減してしまいますよね😣口内炎には大きく分けると3つのタイプがあります。
【アフタ性口内炎】一般的にもっとも多く見られるのがアフタ性口内炎です。
〈原因〉
生活習慣の乱れ
免疫力低下
ストレス
睡眠不足
栄養不足など。
頬の内側や唇の裏、舌や歯茎などにできやすい。2〜10㎜程度の円形や楕円形の白い潰瘍。通常は10日〜2週間ほどで自然に治ります。
【カタル性口内炎】
〈原因〉入れ歯や矯正器具が粘膜に当たっていたり、慢性的な物理的刺激によっておこります。口腔内が不衛生だったり、熱い飲食物でやけどをして炎症がおこることもあります。アフタ性と違い境界が不明瞭。粘膜が赤く腫れたり水疱ができたりします。唾液の量が増えて口臭が発生したり、口の中が熱く感じたりすることもあります。また、味覚がわかりにくくなる事もあります。
【ウイルス性口内炎】
〈原因〉
単純ヘルペスウイルス
水痘帯状ヘルペスウイルス
コクサッキーウイルスA群など
ウイルス性口内炎は粘膜に多くの小水疱が形成され、破れてびらんを生じることがあり、発熱や強い痛みを伴うことがあります。
口内炎を予防するためには🦷✨
◎バランスの取れた食事、規則正しい生活をする。口内炎はビタミンB群が不足すると起こりやすいため、食事で不足しがちな場合はビタミン剤で補給を😊
◎ストレスや疲れを溜めない。喫煙を控える。睡眠をしっかり取る。
◎口腔内を清潔にしておく。口の中を清潔にして細菌の繁殖を防ぐことが大事ですので、歯ブラシを丁寧にしっかりしましょう。
※歯茎にできるできものとしてフィステルというものがあります。歯の根っこの先に膿が溜まることによってできる出来物です。
こちらは歯の根っこに問題がある場合があります。フィステルと口内炎は間違いやすいので、ご心配な場合や、なかなか治らない場合は自己判断せず、歯科医院を受診してくださいね。
蕨駅前 予防歯科を中心に小児、審美、入れ歯、インプラントの先進治療まで丁寧なカウンセリングを大切にする街の歯医者さん「蕨歯科クリニック」
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