子どもが歯ぎしりをするのですが、 子どもでもナイトガードをした方がいいですか?
投稿日:2024年3月27日
カテゴリ:ブログ
スタッフブログをご覧の皆さま、こんにちは!蕨歯科クリニック、歯科衛生士の高野です。
春となり、だんだん暖かく過ごしやすい気温になってきましたね(^^)私は昨年、新社会人として働き始めて、あっという間に1年が経ってしまい、時の速さに驚いております。
3.4月は環境の変化が大きく、無意識化でストレスを感じやすいので、程よく休息をとって頑張りましょう!
今回のブログでは患者さまからの質問をご紹介していきたいと思います!
>>蕨の歯医者によくある質問コーナーQ&A vol.110
Q.子どもが歯ぎしりをするのですが、子どもでもナイトガードをした方がいいですか?
A.ナイトガードは子どもには使用出来ません。成人の場合、歯ぎしりで歯や顎を守ることはとても大切なことですが、お子さまは顎が発達する過程なので、固定性の器具をはめてしまうことによって成長を阻害することになってしまいます。
大阪歯科大学准教授の論文には以下のようなグラフがあります。 上顎骨は10歳前後がピークで、下顎骨は女子15歳くらい、男子は18歳くらい(思春期長スパート)まで成長すると言われています。
そのため、ナイトガードは早くとも18歳以降に作成します。小児の歯ぎしりの原因は歯の噛み合わせを調整するために必要なことといわれており、成長の証ともされています。そのためお子さまの歯ぎしりは珍しいものではありません。 また親御さんが歯ぎしりをされている場合、発現率が高いようです。大人と同じくストレスなどの心因的な原因の可能性もありますが、上記にもあるように多くの場合は生理現象であり、特に治療として行えることはありません。乳歯は永久歯よりも軟らかくすり減りやすいですが、大人に比べ、子どもの方がくいしばる力、歯ぎしりの力が弱いです。
また歯がすり減ってしまっても、乳歯は生え変わりますのでご安心ください。お子さまの歯ぎしりは見守ってあげることが肝要です。
その他、お子さまのお口のことで質問等がありありましたら、お気軽に相談ください。 蕨駅前 予防歯科を中心に小児、審美、入れ歯、インプラントの先進治療ま
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