口内フローラについて

こんにちは衛生士の木村です。5月に入り暑い日が続き、紫外線も強くなってきましたね。日焼けをしたくない私は日傘がかかせない時期がやってきました。今月も頑張っていきましょう！

さて今回の私のブログでは口内フローラについてお話をしようと思います。

みなさん、『口内フローラ』という言葉はご存知ですか？お口の中には約500〜700種類の細菌や数百種類の微生物が生息していると言われています。お口の菌は大きくわけて善玉菌、日和見菌、悪玉菌がいます。この細菌の集合体のことを口内フローラといいます。口内フローラのバランスは人それぞれ違うのですが、このバランスが崩れて悪玉菌が増えると虫歯や歯周病といったトラブルを引き起こしてしまうのです！

それだけではなく歯周病が悪化して、歯周病菌が血管の中に入ってしまうと動脈硬化や脳卒中、心筋梗塞などを引き起こすリスクもあるんです！他にも歯周病は糖尿病を悪化させたりと全身にも関わることがわかってきています。

口内フローラはお口の細菌たちのバランスが保たれていることが大事で、口内フローラのバランスを整えるには毎日のブラッシングがとても大切です。

ただ、ご自身のケアだけでは落としきれない汚れもあり、歯石になってしまうと歯ブラシでは落とすことはできません。

また、歯周ポケットが深いところは特に歯科医院でのケアが必要になります。虫歯や歯周病の予防には定期検診にしっかり通って頂くことが大切です！何かお口の中で気になることがありましたら、お声かけくださいね！ 蕨駅前　予防歯科を中心に小児、審美、入れ歯、インプラントの先進治療まで丁寧なカウンセリングを大切にする街の歯医者さん「蕨歯科クリニック」