デンタルフロスをどう選べばよいでしょうか?
投稿日:2024年3月26日
カテゴリ:ブログ
スタッフブログをご覧のみなさまこんにちは!蕨歯科クリニックアシスタントの伊藤です。
4月に入り桜も見頃を迎え、街には様々なお花が沢山咲いてきて外を歩くだけで気持ちがいいですね!私の家の近くには綺麗な菜の花畑が広がっており、見るたびにとても癒されます♪
今回のブログでは患者さまからの質問をご紹介していきたいと思います!
蕨の歯医者によくある質問コーナーvol 67
Q.フロス(糸タイプ)を使っていますが、ワックスタイプ、ノンワックスタイプ、スポンジタイプどれが一番良いですか?
A.術者によっても見解がわかれますが、当院ではノンワックスタイプの柄つきのものを推奨しております。ここでそれぞれのフロスの特徴をお話させていただきます。
①ワックスタイプ
フロスの断面が平らで、狭い歯間部にも挿入しやすいタイプです。ワックス加工を施しているので、歯間部の狭い方でもスムーズに動かすことができます。細いフィラメントを細かく編み込んだ形状で、歯と歯の間の歯周プラーク(歯垢)をしっかりとかき出します。このタイプは歯間部には入れやすいですが、ワックス成分(ロウ)がついているため、プラークの除去効率が少し落ちてしまいます。
②ノンワックスタイプ
繊維が1本1本エッジ状になっているため、付着物が除去しやすい、極細繊維であるため繊維が柔らかくしなやかです。当院が推奨しているものは柄が付いていて繊維がプラークを除去しやすいよう束になっていて清掃しやすく、フロス初心者の方でも毎日続けられる使いやすいものです。
③スポンジタイプ
唾液で3~4倍の太さに膨らむスポンジ状のフロスで歯茎に優しく、プラークを除去できます。フロスの表面にはワックス加工がされているため、歯と歯の間にスムーズに挿入できます。このようにひとことにフロスといっても様々な種類があります。清掃用具は患者様ご自身が使いやすく、毎日続けられてプラークをしっかり取れるそんなフロスをお使いならそれが一番いいと当院は考えております。
ただ患者様は良いと思っていてもプラークが取りきれていなかったり、歯肉を清掃用具で傷つけていたりすることもあるので解らないことがあれば一度、当院の歯科医師や歯科衛生士にご相談いただけると嬉しいです。おすすめの清掃用具や使い方などしっかりと丁寧にご説明させていただきます。 蕨駅前 予防歯科を中心に小児、審美、入れ歯、インプラントの先進治療まで丁寧なカウンセリングを大切にする街の歯医者さん「蕨歯科クリニック」
■ 他の記事を読む■