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口呼吸だと歯周病に悪影響を及ぼしますか?

投稿日:2025年3月3日

カテゴリ:スタッフブログ

 

こんにちは!

蕨歯科クリニック、歯科医師の小杉です。

 

寒さの中にも少しずつ春の訪れを感じるようになりましたね。

とはいえ、日々の寒暖差があり体調を崩しやすい時期でもあるので、

体調管理に気をつけていきましょう!

さて今回は皆さんからいただいた質問をご紹介したいと思います。

 

>>蕨歯科クリニックによくある質問コーナー Q&A vol.154

 

Q.口呼吸だと歯周病に悪影響を及ぼしますか?

A.はい。口呼吸をすることにより口腔内の乾燥を引き起こすため、

プラークが溜まりやすくなります。

また唾液の自浄作用も低下することから、歯周病だけでなくむし歯のリスクもあります。

その他、口を開けている時間が長くなると、口の周りの筋肉が緩んでしまいます。

筋肉の緊張がなくなると歯ならびが悪くなる原因の一つになることもあります。

 

また口呼吸では下顎が下がり舌を前下方へ出すようになり、

この悪習癖により低位舌になったりします。

(低位舌は、舌の筋肉が弱く、舌が下に落ちている状態で、気道を圧迫し呼吸がしづらくなります)

 

全身のリスクとしては、鼻は吸い込んだ空気を加湿して細菌の侵入を食い止める役割があります。

ところが口呼吸だと、空気中の細菌が身体の中に入りやすくなるため感染しやすくなります。

 

寝る時にも口呼吸だと、舌が下がり喉(気道)を塞ぐためいびきをかいたり、

悪化すると睡眠時無呼吸症候群の原因にもなります。

 

口呼吸の原因となる疾患として、

・アレルギー鼻炎や花粉症

・慢性副鼻腔炎

・睡眠時無呼吸症候群

が考えられます。

 

また口が渇く原因の疾患としては、

・糖尿病

・鉄欠乏性貧血

・シェーグレン症候群

があるため、各医療機関を受診して対応することが大切です。

 

ご自身でできる改善策としては、

・お口の周りを鍛える、「あいうべ体操」でトレーニング

・鼻呼吸テープで口を閉じる

・舌のストレッチ、唾液腺マッサージ

 

などが挙げられます。

年齢や疾患により対策はさまざまになりますので、気になりましたら是非相談してくださいね。

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