「パタカラ体操」やってみましょう|蕨駅徒歩1分の蕨歯科クリニック

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「パタカラ体操」やってみましょう

投稿日:2024年3月26日

カテゴリ:ブログ

みなさんこんにちは。蕨歯科クリニックチーフ衛生士の田村です。早いもので9月も終わり、10月に入りましたね。カラッとした秋晴れが心地よいです(*^^*)食欲の秋、スポーツの秋、読書の秋、さまざまな秋がありますが、みなさんはどんな秋をお過ごしでしょうか?

今日は「パタカラ体操」についてお話ししていきます。

パタカラ体操とは、お口の代表的な体操の一つで、食べ物を上手にのどの奥まで運ぶ一連の動作を鍛えるための、発音による訓練方法になります。

歳を重ねると共に、お口の筋肉や舌の動きが弱まるため、嚥下機能(飲み込む力)が低下し、食べ物を誤嚥してしまうことがあります。その予防・改善が目的です。

※「誤嚥性肺炎」本来気管に入ってはいけない物が気管に入り(誤嚥)、そのために生じた肺炎

パタカラ体操には、次のような効果が期待できます。

  1. 噛む力、飲み込む力の維持・向上
  2. だ液の分泌の促進
  3. 発音がハッキリする
  4. 入れ歯が安定する
  5. 表情豊かになる
  6. 口呼吸ではなく、鼻呼吸に戻すことで口腔乾燥を防ぐ
  7. いびきや歯ぎしりの改善

パ・タ・カ・ラの音には、それぞれの音を発音するのに使う筋肉があります。大きくハッキリ発音していきましょう!・「パ」は口を閉じる力
食べ物を口からこぼさないよう、唇を閉めるために働く筋肉を使います。 唇をしっかり閉じてから発音しましょう。

・「タ」は押しつぶす力
食べ物を押しつぶして飲み込むときに働く筋肉を使います。舌を上あごにくっつけて発音しましょう。

・「カ」は誤嚥せずに飲み込む力
食べ物を飲み込むときに誤って気管に入らないよう。のどの奥を閉じるために働く筋肉を使います。のどの奥を閉じて発音しましょう。

・「ラ」はまとめる(丸める)力
食べ物を飲み込みやすくまとめるときに働く筋肉を使います。舌を丸めて、舌の先を上あごの前歯の裏につけて発音しましょう。

やり方

1、単音の発音 「パ」「タ」「カ」「ラ」のように1音ずつ発音する。

2、連続の発音 「パパパ……」「タタタ……」「パタカラ、パタカラ……」のように連続して発音する。

パタカラ体操は、お食事の前に行うのが効果的です。続けることで食べ物が飲み込みやすくなったり、ムセが減ったりという効果が得られます。いつまでも美味しくお食事を楽しんでいきたいですね。

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