市販で研磨剤が入っていない歯磨き剤はありますか
投稿日:2024年3月26日
カテゴリ:ブログ
こんにちは、衛生士の木村です。先の見えない毎日に気分も滅入ってしまいますよね。おうち時間が増え、日々体が重くなっていくのを実感し、たまに足のマッサージをしてみたりして過ごしています。
さて、今回のブログは「蕨の歯医者によくある質問コーナー」Q &A vol.47
Q)歯磨き粉の成分で研磨剤が入っているものを使い続けると歯が削れてくるのか?市販の物で研磨剤が入っていない物はありますか?
A)ひと昔前の歯磨剤はあまり良くないものが多かったようですが、今はかなり良くなってきたと聞いております。市販されているものでの名称をあげるのは責任を取れないので控えさせて頂いております。一つだけ言えることが大型のお店で置いてあるようなドイツ製などの歯を白くする歯磨剤には強力な研磨剤が入っている可能性が高いので注意が必要です。
これは欧米の方と日本人のエナメル質の厚さの違いがあります。日本人の歯は欧米人に比べてエナメル質が薄く、柔らかいため少し日本人には合わない可能性があります。審美目的の歯磨剤は市販のものは注意してください。当院で販売されているものはみんなで吟味を重ねたものなので長期間使用しても歯にダメージが残るものは決してありません。
そもそも研磨剤とは「歯垢や着色物などの汚れを落とす成分」のことをいいます。市販で売られているものは成分の表記としては「研磨剤」ではなく「清掃剤」と表記してあるかと思います。(炭酸カルシウム、無水ケイ酸、シリカなど)現在市販されている歯磨き粉の種類は数えきれないほどの種類があります。そのほとんどに研磨剤が含まれていますので、入っていない物を探すとなると、ジェルタイプの物や液体歯磨きだったりとごく一部のものかもしれません。
当院で扱っている歯磨剤に関しては安心安全なものですので、こちらを少しご紹介しますね。むし歯予防におすすめ Check-up standard(フッ化物配合歯磨き剤)
①フッ素が一般歯磨き剤よりしっかり入っている
②キシリトール配合歯磨き剤、W効果で歯を強く
③歯や歯肉に優しい低研磨性
④少量洗口に適した少ない泡立ちで長時間のブラッシングが可能
ステインが気になる方におすすめ ルシェロホワイト(歯の健康も考えた唯一の審美歯磨剤) 【特徴】
①弱アルカリ性で汚れを浮かせて落とすので歯を傷つけない
②きめ細やかなLime粒子で歯を傷つけない
③PEG400がヤニを落とす
④フッ素がむし歯を予防(ホワイトニング用歯磨き剤で唯一のフッ素配合商品)
インプラントの方おすすめ ConCoolジェルコートI P 【特徴】
①フッ素無配合
②高い殺菌効果
③歯肉の活性化
当院で扱っている商品の一部をご紹介しました。他にもお子様向けのむし歯予防の歯磨剤など様々なものがございます。研磨剤で歯が削れるというよりは、歯ブラシの圧が強かったり、ゴシゴシと力を入れて磨く習慣がある方は歯が削れてしまいますので、そちらも注意が必要です!何か気になることがありましたら何でも聞いてくださいね。
蕨駅前 予防歯科を中心に小児、審美、入れ歯、インプラントの先進治療まで丁寧なカウンセリングを大切にする街の歯医者さん「蕨歯科クリニック」
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