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紙巻きタバコではなく、電子タバコIQOS等でも健康被害はありますか?

投稿日:2024年12月16日

カテゴリ:スタッフブログ

 

みなさんこんにちは、アシスタントの宗村です。

12月に入り本格的に寒くなり、防寒グッズが必要になってきましたね。

私はこの間フライトキャップと呼ばれるキャップに耳当てがついている帽子を買ったので、防寒対策はバッチリです!!

今回のブログは、患者さんからの質問にお答えしていきます。

 

蕨歯科クリニックによくある質問コーナーQ&A vol.148

 

Q、紙巻きタバコではなく、電子タバコIQOS等でも健康被害はありますか?

A、以前にもブログで電子タバコについてお話ししていますが、こちらはよくいただく質問です。

 

メーカーによっては有害物質が少ないという宣伝をしているため、患者さんも健康のために電子タバコに変えたという方も少なくはありません。

ですが、結論から言うと紙巻きタバコも電子タバコもどちらも健康被害はあります。

むしろ喫煙者の方の健康被害がないという間違った認識と、刺激が少ないなどの理由から喫煙するタバコの本数が増えてしまい、紙巻きタバコよりも健康に悪いと言う先生も少なくありません。

どちらも同じで、タバコを吸っているということには変わらないため、リスクは同様にあると認識しております。

 

そもそもタバコが口腔内にどんな影響を及ぼすのかというと、ニコチンには血管を収縮させる作用があり、歯肉の血流を悪化させる可能性があります。

これにより、歯肉炎や歯周病のリスクが高まることがあります。

 

ニコチンは体を守る免疫の機能も狂わせますので、病気に対する抵抗力が落ちたりアレルギーが出やすくなります。

更に傷を治そうと組織を作ってくれる細胞の働きまで抑えてしまうので、手術後も治りにくくなります。

 

そのため蕨歯科クリニックでは、外科手術が伴うインプラントは抜歯後は1週間、インプラント埋入後は23ヶ月の禁煙をお願いしております。

 

タバコは全身への健康被害も多数報告されており、肺がんをはじめとする各種がん、狭心症・心筋梗塞などの心臓疾患、気管支炎・気管支喘息などの呼吸器疾患などに影響があるされています。

 

タバコには依存性があり、なかなか難しいとは思いますが、歯科治療をきっかけにぜひ禁煙にトライしてみてはいかがでしょうか?​

 

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