歯の表面の白いところは何でしょうか?
投稿日:2024年3月26日
カテゴリ:ブログ
こんにちは(´∀`*)!蕨歯科クリニック、アシスタントの飯塚です。7月に入りましたが、まだまだお天気が安定しない日が多いですね…。寒暖差も激しいので、皆様も体調にお気を付けくださいね(;;)
さて、今回のブログでは患者さんからの質問をご紹介したいと思います。
>>蕨の歯医者によくある質問コーナー Q&A vol.27
実際に診療室で、患者さんから頂く様々な質問にお答えするコーナーとして、サイトを見て頂いている方とも共有できればと続けている次第です。
27問目のご質問は Q) 歯の表面の白いところは何でしょうか?です。
A)歯の表面にできる白い斑点は、「ホワイトスポット」と言われ、歯のエナメル質が関わって起こるものです。
歯が生えてきた時から白いのか、それとも大人になってから、白くなってしまったかによって、原因が異なります!歯が生えた時から白い斑点がある場合は、エナメル質の作られる時期に、何らかの原因によって、エナメル質がうまく形成されなかった際に起こりえるものです。
もしこれまでなかったのに、歯の表面に白い斑点ができてしまった場合は、脱灰という現象が起きている可能性が高いです!※脱灰は、前回のvol26の「虫歯は全て黒いものでしょうか」で解説しております。 お食事などをすることで、お口の中が酸性になり、歯の表面のエナメル質に含まれている成分が、溶けてしまったことを表します。
初期状態のむし歯なのですが、まだ削る必要のないものです。ただ、削る心配のない、初期状態のむし歯だからといって、何もせずにしてしまうと、悪化してしまい、治療が必要な歯になることがあります!!そのようにならないためにも、毎日のブラッシングで歯のケアを丁寧に行い、プラーク(歯垢)を落とすことが大切です^^*
このためには、自己流のブラッシング方法ではなく、専門の歯科衛生士の「ブラッシング指導」をお受けいただき、定期的にチェックしてもらうことが効果的です。例えば、歯と歯の間では、歯ブラシの毛先が届きにくいため、プラーク(歯垢)が残りやすく、むし歯や歯周病になりやすい箇所です。この歯間部のプラークは、実は歯ブラシだけでは6割程度しか落とせないのが事実なのです((+_+))そこで、デンタルフロス(糸ようじなど)、歯間ブラシなどの補助器具を使うことで9割近くが取り除くことが可能になります。つまり、歯磨きで、大事なのは「歯を磨く」ことではなく、「口の中の細菌を取り除く=除菌作業」に近いので、それほど簡単なことではないかもしれません。
ですので、「今さら歯磨き指導?」と思われず、是非、専門家のアドバイスを受けて、専門家と一緒にお口の効率的なお手入れ、お口の健康維持に取り組まれてみて下さい。最近お口の中の状態を確認していない方、口臭が気になる方、顎が痛いことがある方、疲れるとボワンとした違和感がでる方・・・・お気軽にご相談ください♪
蕨駅前 予防歯科を中心に小児、審美、入れ歯、インプラントの先進治療まで丁寧なカウンセリングを大切にする街の歯医者さん「蕨歯科クリニック」
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