唾液のお仕事。
投稿日:2024年3月27日
カテゴリ:スタッフブログ
スタッフブログをご覧の皆さま、こんにちは!蕨歯科クリニック衛生士の星です。お天気も良く、暖かい日が増えてきましたね!過ごしやすい季節ですが、この時期は花粉症で悩まれている方も多いのではないでしょうか。
私も花粉症なので今年も鼻水鼻づまり、目の痒みに悩まされています。鼻が詰まり口呼吸になってしまう方も多くいらっしゃるかと思います。口呼吸になってしまうとお口のなかが乾燥して唾液が少なくなってきてしまいます。
唾液には!!
お口の中の食べかすなどを洗い流す(自浄作用)
細菌の増殖を抑えてむし歯や口臭を防ぐ(抗菌作用)
酵素がでんぷんを分解し消化しやすくする(消化作用)
お口の中の粘膜を保湿して保護する(粘膜保護作用)
ご飯を食べて酸性になったお口の中を中和する(緩衝作用)など
様々な働きがあり、唾液が少なくなってしまうとお口の中の細菌が増殖してむし歯や歯周病になりやすくなったり、口臭が強くなることがあります。
またデンプンの消化がしにくくなるため、胃に負担がかかってしまうこともあります。
では、唾液の分泌を促すにはどのような方法があるのでしょうか?!
こまめに水分補給をする!→唾液は血液に由来しています。血液の半分以上は血漿と呼ばれる液体です。その血漿の90%は水分でできています!口が乾いたと感じたら水分をとりましょう。
よく噛んで食べる!→よく噛むことで唾液腺が刺激され、唾液が分泌されます。キシリトールガムを噛むのも有効です。
リラックスする!→緊張状態にあると唾液の量が少なくなります。趣味を持ったり、好きな音楽を聞いたりしてリラックスしましょう。
マッサージをする!→唾液腺マッサージをして唾液腺を刺激することで唾液の分泌を促します。 お口が乾燥するなぁという方はご相談下さい。歯科衛生士が唾液腺マッサージの方法をお伝えさせていただきます。
まずはご自身でできる簡単なことから試してみてください!また診療中に鼻が詰まって苦しい、くしゃみがでそうでムズムズする、、等何かありましたら遠慮なくおっしゃってくださいね!
蕨駅前 予防歯科を中心に小児、審美、入れ歯、インプラントの先進治療まで丁寧なカウンセリングを大切にする街の歯医者さん「蕨歯科クリニック」
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