フッ素は何歳から塗るのが良いでしょうか|蕨駅徒歩1分の蕨歯科クリニック

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フッ素は何歳から塗るのが良いでしょうか

投稿日:2024年3月27日

カテゴリ:ブログ

ブログをご覧の皆さまこんにちは。蕨歯科クリニック、歯科衛生士の広瀬です。暑い夏だなぁ〜と思っていたら、急に秋がやって来ましたね😊美味しい食べ物がいっぱいの秋ですね😊

今回も患者さんから頂いた質問にブログでお答えします。

>>蕨の歯医者によくある質問コーナー Q&A  vol.99

Q:フッ素塗布は何歳からが良いですか?

A:状況にもよりますが、だいたい1歳6か月ごろをお勧めしています。小児用のフッ素は成人用に比べ濃度が三分の一程度です。

濃度が低いので飲んでしまっても問題ありませんので萌出初めの6ヶ月でも使用ができますが、ただ1歳未満の小さなお子さんはまだ歯の本数も少なくむし歯のリスクも低いので、無理にフッ素を塗る必要はないと考えます。

あえて開始の目安を挙げるとすれば、むし歯のリスクが高い。奥歯が最初に萌出する1歳6ヶ月ごろ 「歯磨きを嫌がって磨き残しが心配」などあれば、むし歯予防のために始めてはいかがでしょうか😊 改めてここで、フッ素による3つのむし歯予防効果です❗️

①歯の質を強化
歯の表面は「エナメル質」という硬い層で覆われていますが、食事から受ける酸やむし歯菌が産出するプラークにより溶けやすい組織です。フッ素の成分をエナメル質に塗布することで歯質の密度がアップし、酸に溶けにくい強い歯を作るお手伝いをします。

②再石灰化で初期むし歯を修復
食事をするとお口の中は酸性になり、歯の表面組織からカルシウムやリンが溶け出してエナメル質が一時的に粗造になります。この現象を脱灰といいます。脱灰は食後に起こりますが、唾液の成分の働きや歯磨き、うがいなどの効果で脱灰し続けることなく修復される仕組みになっています。しかしこの自然なサイクルが追い付かず、常に脱灰したままの状態を繰り返すことで元に戻らなくなった状態が「むし歯」です。フッ素にはこの再石灰化を促進し、初期のむし歯を修復する効果が期待できます。

③むし歯の原因菌の活動を抑制
プラークは歯磨きができずに付いたままになっているとむし歯の原因菌が増殖と酸の産出を継続し、むし歯がどんどん進んでしまいます。フッ素にはむし歯の原因菌の活動を抑制する効果があるとされており、塗布していない歯よりも脱灰リスクを抑えることができると考えられています。

お子様の歯を守る為に色々心配な事がありますよね。何かございましたら来院時にお気軽にご相談ください😊 蕨駅前 予防歯科を中心に小児、審美、入れ歯、インプラントの先進治療まで丁寧なカウンセリングを大切にする街の歯医者さん「蕨歯科クリニック」

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