お口の中の夏バテ?
投稿日:2024年3月26日
カテゴリ:ブログ
みなさんこんにちは、チーフ歯科衛生士の田村です。ジメジメと湿度の高い日が続きますね。最近はお天気の良い日もちらほらと出てきて、長く続いた日照不足からもようやく解放されそうです。夏本番の暑さも恐いところですが、しっかりと体調を整えていきたいですね!(o^^o)夏は室内と室外の温度差が激しく、体調を崩しやすくなります。
また、夏バテすることで口内のバランスが崩れて、口内環境の悪化につながる可能性があります。 身体だけでなく、お口の中も夏バテの症状が出るのをご存知でしょうか?通常は、唾液のもつ自浄作用の働きによってお口の中もある程度の菌の繁殖が抑えられています。気温の高い夏、汗をかくことによって体内の水分が不足すると、唾液の分泌量も減ってしまいがちです。暑さによる免疫力の低下に加え、唾液の働き(自浄作用)の低下により、口の中の菌が繁殖しやすい状態になります。
しかも、夏は食欲も減退し、あまり噛まずに食べられる、のど越しのいい食事が好まれる傾向にあります。すると、噛む回数が減少し、唾液の分泌を促進しにくくなり、ますます口内環境が悪化してしまいます。
菌が繁殖しやすくなったお口は、むし歯や歯周病も進行しやすく、お口の嫌な臭いのもととなります。水分をこまめに取り、お口の中の潤いを保つこと、疲れを取るために十分に身体を休めること、栄養バランスの整った食事をよく噛んで食べることが大切です!身体だけでなく、お口の中の夏バテ防止を意識して過ごしてみて下さいね〜(*^^*)
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