審美症例①ブリッジとインプラントで見た目・咬み合わせを改善した症例
ブリッジとインプラントで見た目・咬み合わせを改善した症例
「歯医者に行くたびに歯が悪くなっている気がします」
こちらの患者さまは、昔から虫歯になりやすいと言われ、「歯医者にかかるたびに削られ被せられてきました。色々な所が悪そうだが何が悪いのかはわからないので、ここら辺でしっかり治して欲しいと思い、知人の薦めで蕨歯科クリニックを受診しました。」とおっしゃっていました。
患者さまのご希望は「悪くなったから歯医者に来たのだが、いつも削られて歯医者に来るたびに悪くなっている気がするので、一回治療したらもう治さないでいい状態にして欲しい。」ということでした。
治療方針としては、まず何故歯は虫歯、歯周病になるのかということを一緒に共有させて頂きます。そして全体的に歯を一本一本現在の状態を徹底的に診査します。歯科に受診されて歯や歯のお入れ方法を学ぶというのも初めてだったとのことです。
そして歯周病、虫歯の治療を行い、歯のないところには一番予知性(予知性:治療後に良好な結果が長持ちすること)の高い治療を選択していきました。前歯には骨がなかったので患者さまはインプラントを希望されていましたが、予知性の高いブリッジ治療を行いました。奥歯は力、噛み合わせの関係からインプラント治療が一番予知性が高いと考えたのでインプラントにて治療しました。歯茎の色も鮮やかなピンク色で非常にいい状態です。
悲しいことですが、歯科医院が患者さまのお口にとって本当に重要な教育、検査が行われていないことがよくあります。いつも歯医者へ受診の度に歯を削られて虫歯になってしまったことを患者さまは悔いていましたが、これは患者さまの責任ではありません。
それは16年間という間、治療もしないですんでいる今の状況が証明しています。この患者さまは今でも熱心に定期健診に毎回通っていただいています。何が重要かを理解されている患者さまは、担当医としても安心して見守ることができます。
年齢/性別 | 70代女性 |
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治療期間 | 3年 |
治療回数 | 25回 |
治療費 | 2,700,000円(税込) |
リスクなど | ・全体の噛み合わせをいじる場合は、治療完了後に噛み合わせや顔貌に対して違和感が生じる場合があります。違和感が出たとしても、すぐに慣れますのでご安心ください。もし顎の痛みなどの自覚症状などがあれば噛み合わせを調整する場合もあります。 ・全体的な噛み合わせの治療を行う場合は仮歯で慣れる為の期間などもあり治療期間が長期になりますのでご了承ください。 |