知覚過敏のおはなし|蕨駅徒歩1分の蕨歯科クリニック

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知覚過敏のおはなし

投稿日:2024年3月26日

カテゴリ:ブログ

スタッフブログをご覧の皆様こんにちは!蕨歯科クリニックアシスタントの伊藤です。

まだまだ暑い日が続きますが皆様いかがお過ごしですか?私は、朝晩過ごしやすい気温になってきているので、もうすぐ秋が来るのかなとたのしみになっています(^ ^)さて今回は暑い夏の季節に食べる機会が増える冷たい食べ物やアイス!そんな時に気になる知覚過敏についてお話していきます。

まず知覚過敏症状は、歯の内側にあるやわらかい「象牙質」が露出してしまうことで発生します。 象牙質は歯のエナメル質の内側にある組織です。象牙質には無数の象牙細管が歯の中心に向かって伸びています。象牙質がむき出しになると、外部からの刺激(冷たい飲みものなど)が象牙細管を通って、歯の内側の神経に伝わり、結果として瞬間的に鋭い痛みを感じるようになります。これが知覚過敏症状の痛みの特徴です。知覚過敏の主な原因は2つあります。

1つ目はエナメル質の摩耗です。エナメル質は歯の外側、表面を覆う硬い組織です。体の中で一番硬い組織ですが、時間の経過と共に摩耗することで内側の象牙質が露出してしまうことがあり、これが知覚過敏症状の原因になることがあります。

2つ目は歯茎の後退です。健康な歯ぐきは、健康な歯の基本です。歯ぐきの後退が進行するにつれ、 象牙質が露出してしまうことがあります。知覚過敏予防には、毎日のお口のケアに良い習慣を取り入れることが大切です。

ご自分で今日から実践できることもあるのでぜひ取り入れてみてください!


知覚過敏症状を防ぐハミガキを使用する
シュミテクトはシミる痛みを予防します。1日2~3回のハミガキがおすすめです。

歯茎を傷つけないためのハブラシを使用する
当院でおすすめしているハブラシ(ピセラ、ルシェロ)は歯茎を傷つけない為に設計されていて、歯茎へのダメージが最小限になります。市販のハブラシは歯茎を傷つけてしまう可能性がある為、あまりお勧めはしません。

歯ぎしり予防
歯ぎしりをされる方、または朝起きた時に歯がシミる方は、できるだけ早く歯科医師にご相談することをお勧めします。

毎日ハミガキとフロスを行う
ハミガキやフロスを使ってお口の中を清潔に保つことは、歯ぐきの後退を引き起こす歯周病予防に有効です。これは、歯ぐきの後退で起こる知覚過敏症状の予防にもつながります。

歯科医院で定期的に検診を受ける
歯科医院に長い間行っていない場合は、今すぐ検診を受けましょう。

歯を頻繁に、強く磨きすぎない
歯を強く磨きすぎたり、頻繁に磨きすぎたりすると、歯ぐきの後退や歯のエナメル質の摩耗につながることがあります。これらは、象牙質の露出につながり、結果として知覚過敏症状の原因となる場合があります。 お口の健康を維持するためのハミガキ方法、頻度や、時間については、ぜひ歯科医師にご相談ください。

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