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くちびるの両端が切れて痛いのですが治療法は?

投稿日:2024年3月26日

カテゴリ:ブログ

みなさんこんにちは、蕨歯科クリニックチーフ衛生士の田村です。寒い日の中にも春を感じさせる暖かい日もでてきましたね(*^^*)早くも花粉も飛び始めているみたいなので、そろそろ対策もしていこうと思います!

さて、今回は患者さまからいただいた質問をご紹介したいと思います。

>>蕨の歯医者によくある質問コーナー Q&A vol.63

Q 唇の両端が割れた時におすすめの治療方法はありますか?

A 唇の両端(又は片方)が荒れたり、切れたりする「口角炎」は栄養不足による免疫力の低下による場合が多いので、ビタミンB群の摂取が1番有効だと考えます。

《症状》口角(唇の左右両端の部分)は、顔の中でもとくに皮膚が薄く、刺激を受けやすい、荒れやすい性質をもっています。口角炎は、その口角に炎症が起き、唇の端が赤く腫れた状態になり、皮がむけたり、かさぶたになったりする病気です。また、唇が乾燥する、深く亀裂するなどの症状もあらわれます。発話や食事の際にしみたり、大きく口を開けると口角が裂けるため、痛みをともない、炎症を繰り返してしまうのも特徴のひとつです。 《原因》原因の一つとして考えられるのが、カンジダ菌(カビの一種)による感染です。通常は皮膚にカンジダ菌が付着しても問題ありませんが、疲労やストレスで免疫力が下がると増殖し、口角炎を引き起こします。

他にも、乾燥や唇をなめる癖、栄養不足、アトピー、化粧品による刺激が原因となることもあります。中には、糖尿病などの病気や、治療中の薬剤によって口角炎が起こりやすくなる場合もあります。

《対処法&予防策》

1.唇・口角をなめない、触らない。※唾液には消化酵素が含まれているため、それが刺激となり、 唇の乾燥を助長させてしまいます。

2.刺激の少ないワセリンやリップクリームで保湿する。

3.ストレスや疲労をためず、十分な睡眠をとる。

4.ビタミンB群を摂取する(ビタミンB2:ヨーグルト、牛乳、卵、ほうれん草など)(ビタミンB6: 魚・牛肉・豚肉・レバーなど)

5.抗真菌薬・抗菌薬の軟膏の塗布症状の改善がみられない、炎症が1週間以上続いている場合は皮膚科や口腔外科の受診をおすすめしますが、蕨歯科クリニックの歯科医師、スタッフに相談下さい。

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