シーラントをするのは6歳臼歯だけでしょうか?
投稿日:2024年3月27日
カテゴリ:ブログ
スタッフブログをご覧の皆さま、こんにちは!蕨歯科クリニック歯科科衛生士の星です。9月もあっという間に終盤にさしかかっていますが、まだまだ暑い日が続いていますね💦この時期はお芋や栗など美味しい秋のスイーツがたくさん出てきているので、たっぷりと秋の味覚を堪能したいと思います☺️
今回のブログでは患者さまからの質問をご紹介していきます!
>>蕨歯科クリニックによくある質問コーナー Q&A vol.119
Q .シーラントをするのは6歳臼歯だけでしょうか?
A .シーラントとは歯の溝の深いところに行うむし歯の予防処置です!どの歯でもシーラントの処置をすることは可能ですが、当院ではリスクが一番高い6歳臼歯をメインで行なっております。
シーラントは、プラスチックの一種で奥歯の深い溝を埋めることで食べカスや汚れが溝にたまるのを防ぎます。また、溝がなくなることで歯の表面が滑らかになり歯磨きもしやすくなります。生えたての乳歯や永久歯は表面が未熟で弱く柔らかいためむし歯になりやすいのです。その後、萌出した歯は唾液中のカルシウムなどを吸収して年月とともにだんだんと強くなっていきます。その過程でむし歯を予防するのがシーラントです!また、シーラントは歯を削ることがないので、痛みなく処置を行うことができます! もちろん、シーラントの処置を行ったからと言っても、むし歯にならない訳ではありません!大切なのはしっかりと歯磨きをすることと、歯と歯の間の汚れもフロスを使用して落とすことです! シーラントはすり減ったり、何かの拍子にとれてしまったりすることがあるため永久歯的なものではありません。
定期検診でシーラントが取れていないかチェックをし、取れてしまった場合には再度シーラントを行うことが可能です!定期的に歯科医院で検診を行い、お子様のお口の健康を守っていきましょう♪
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