イヤイヤ期の歯磨きについて
投稿日:2025年2月10日
カテゴリ:スタッフブログ
ブログをご覧のみなさんこんにちは!歯科衛生士の広瀬です。
節分も終わり桜が咲く春が来るのが待ち遠しいですね♪
今回は子育ての時に多くの方が通る、子どものイヤイヤ期の口腔ケアについてお話をさせて頂きます
まずイヤイヤ期とは?
イヤイヤ期とは、子どもの自己主張が強くなり、
自分の気持ちを押し通そうとする時期の総称です。
第一反抗期ともいい 一般的に2歳前後~3歳頃まで続きます。
この時期は子どもの自我や自立心が発達し始めるため、さまざまなことを1人でやりたがり、
大人の助けを嫌がる場面が多くなり、親のストレスも多くなりますね。
『誰もが振り回される時期』と割り切った上で
「わがままになった」「なぜ言うことを聞かない」と悩むかもしれませんが、
可愛い我が子が人として成長する大切な時期と捉えて、イヤイヤ期を乗り越えて行きましょう!!
◎歯磨きのポイント◎
①歯磨きを習慣化させる
歯磨きを習慣化するためには、行う人や時間、場所を毎日同じにすることが大切です。
ルーティン化することで子どもの歯磨きへの抵抗感が減少できます。
日々同じパターンで歯磨きを行う事で子どもは徐々に歯磨きを日常の一部として受け入れ
るでしょう。
②仰向けにさせる
子どもを仰向けに寝かせて歯磨きをすると親が上から磨きやすくなります。
口の中が見えづらい体勢だと 痛みを与えてしまう可能性があります。
イヤイヤ期の子どもの歯磨きを成功させるには、
効率的かつ迅速に歯磨きを終える事も重要です!
仰向けならば 口の中を明確に確認できます。
③人唇小帯に触れないように注意する
上唇と歯茎をつなぐ人唇小帯に歯ブラシが触れないよう注意しましょう。
この部分に触れると痛みを感じやすく子どもの歯磨き拒否につながります。
歯ブラシを持たない手の指の腹をこの部分にやさしく当て、保護しながら磨きましょう。
➃たくさん褒める
褒められた経験は 次回の歯磨きも頑張ろう!と思うきっかけにもなります。
完全には磨けなかったとしても 歯磨き出来た事を肯定し続けることで、
歯磨きに前向きな気持ちを持つようになるでしょう。
⑤歯磨きの環境づくりを行う
子どもの顔を見ないで必死に歯磨きをするのは、
子どもに怖い雰囲気を与えて否定感が強まる事があります!
歯磨きを楽しい時間に変える工夫も大切です。
絵本を読みきかせる、好きな音楽や動画を流す、ぬいぐるみを活用するなどしてみましょ
う。
イヤイヤ期のむし歯予防には…
むし歯は4つの条件がそろうと発生すると言われています。
その4つとは 『歯質』 『糖質』 『むし歯菌』 『時間の経過』です。
歯が生えてからイヤイヤ期の子どもで特に注意したいのは『糖質』つまり食生活です。
お菓子やジュースなどに気を付ければむし歯になる心配は減ります
そのうえで日々のお口のケアで『むし歯菌』を減らせれば、
むし歯の心配はそれほどないでしょう。
イヤイヤ期歯磨きが完璧に出来ない時期は『糖質』甘い食べ物がキーポイントです!
子どもの頃からの定期検診も大切なので蕨歯科クリニックでお待ちしております!!
蕨駅前 予防歯科を中心に小児、審美、入れ歯、
インプラントの先進治療まで丁寧なカウンセリングを大切にする街の歯医者さん
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