抜歯をしたところは冷やしたほうが良いのでしょうか?
投稿日:2024年7月1日
カテゴリ:ブログ
みなさんこんにちは!
蕨歯科クリニックの歯科衛生士、副院長の田村です。
湿度もじわじわと上がり、夏を感じさせる日も続いてきましたね。
梅雨時期の気分転換に、お口の中をさっぱり、スッキリさせるメンテナンスにぜひいらして下さいね😄✨
今回は患者さまからいただいた質問をご紹介したいと思います。
>>蕨歯科クリニックによくある質問コーナー Q&A vol.138
Q.抜歯をしたところは冷やしたほうが良いのでしょうか?
A.抜歯をした当日であれば、痛い場合に限り、冷やして良いです。
ですが、患部は冷やさないことが前提です。
2日後以降はもちろん、当日も冷やす必要がなければ冷やさないでください。
患部を冷やすと血管が収縮して血流が悪くなり傷の治りが悪くなります。
打身などの対処法とは違いますので十分ご留意ください。
※仮に冷やす際は、口内に氷を入れたり、氷を直接頬に当てたりはせず、
冷たいタオルや冷えピタなど、冷たすぎないもので冷やしましょう。
抜歯後に気をつけること☝️
①舌や指で触らない(頬の上からも)
傷口が気になると思いますが、内からも外からも触らないように、
刺激しないように気をつけましょう。
②処方された薬をしっかり飲む
抗生物質は化膿を抑え、感染予防の役割があります。
痛みがなくても処方された分はしっかり飲み切るようにしましょう。
痛み止めは、痛みがなければ飲む必要はありません。
逆に痛みが心配な方は、麻酔が切れる前に飲んでおくと不快な感じや痛みが少なくなります。
③止血をする
抜歯した場所はガーゼをしっかり噛み、圧迫止血をします。(縫合した場合は別)
④できるだけうがいを控える、やさしくうがいをする
抜歯した穴には血液がたまってかさぶたができ、骨を細菌から守ってくれます。
うがいが強すぎたり、頻繁にうがいをしてしまうとせっかくできた、かさぶたが取れてしまいます。
⑤喫煙を控える
喫煙は毛細血管を収縮させ、血行を悪くし、組織の修復を遅らせます。
⑥運動、入浴、飲酒を避ける
体温が上昇し、血行が良くなると血がとまりにくくなり、痛みが続いてしまうことがあります。
⑦刺激物を避け、消化の良い軟らかいものを食べる
抜歯した傷口に食べ物が当たらないように、ゼリー、おかゆやうどんなど
軟らかいものを食べるようにします。
また、食べないと体力が落ちますので、しっかり栄養をとりましょう。
傷口は安静にすることが一番です!
人間には「治癒力」があるので、よっぽどの事をしなければ、
必ず傷口は治りますのでご安心ください😊🍀
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